有害駆除についてのお話。

有害駆除

お問い合わせの多い「有害駆除」
前の記事にもあるかもしれないが、リンクの貼り方とかが分からないので再度・・・

鳥獣被害対策実施隊が正式名称

メール等でお問い合わせいただく内容に「どうやったら有害駆除隊に入れますか?」ってのが結構ある。
やれ宮城県だ、やれ仙台市だと地名をあげているので、宮城県内の人オンリーだけどね。
「仙台市に限ってのことですが・・・」と前置きしてお答えしている。他の市のことは分からないので。
10年もすれば現在の隊員の半分が辞めざるを得なくなる現状、加入意思のある人は大歓迎。
ただ、私が入隊している「鳥獣被害対策実施隊」には、加入条件やテスト的なものがある。

加入条件とテスト

大前提として「猟友会に加入していること」がある。
猟友会に入ってないことには「鳥獣被害対策実施隊」には入隊できない。
まずは地元猟友会の支部に加入しよう。
そして「1猟期体験していること」ってのもある。
所持許可と狩猟免許を得た年に加入はできない。
あ、加入試験を受験できないってのが正しいか。
仙台市のお話になるが、毎年9月に入隊のための座学と射撃テストが行われる。
これは加入する猟友会の各支部長の推薦をいただくと受講が可能となる。
そもそも猟友会への加入が9月や10月になるので、所持許可をいただいて、猟友会に加入した時にはテストは終わっている。
なので、最短でも「1猟期経験+支部長の推薦」で丸1年は必要になるわけだ。
また、テストに合格したら即加入かというと、そうでもない。
年度替わりからになるので翌年の4月からになるわけだ。

まとめ

  1. 猟友会へ加入
  2. 1猟期経験
  3. 翌年のテストに合格
  4. その翌年の春から入隊

所持許可を令和元年に取った人はが実際に入隊するのは令和3年の4月からという事になる。

県によると新米ハンター養成講座を受講した人を含め、若い人の定着率が低いらしい。
どこへ行ったらいいか分からないとか、先輩たちがどこへも連れて行ってくれないとか、撃っていい猟場が良く分からないとか。
あとは、平日の書類仕事が難しいってのも。
そういったときはフェイスブックで「宮城県 新米猟師会」を検索してみよう。
誰かが力になってくれるかもしれない。

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