猟友会と銃の選定について

猟友会への加入

狩猟試験が始まる時期になると猟友会についてのメールが来ることが多い。
狩猟をやってない人には謎の組織なんだと思う。

狩猟試験お疲れ様!

宮城県は第2回試験まで終わったのかな?
大変お疲れさまでした!
今年は受験人数に制限があり、受けられなかった人は3回目以降で頑張ってもらいましょう。
試験が終わった人だったり、これからの人だったり様々な人からメールが来る時期。
そう、猟友会の加入についてってのが一番多い。
銃の選定に関するメールも来ることがあるが、専門家ではないのであたりさわりのない程度に。
今回はそこら辺をちょっと掘り下げてみるかー

猟友会に入るには

メールが来るのは
1「狩猟免許はあるが猟友会に加入したことがない」
2「今年試験に受かった」
3「今から試験がある」
といった人たちからが多い。
1の人は忙しくてなのか高くて躊躇したのかは不明だが、試験に合格した年に猟友会に加入しなかった人なのかな?
転勤組の人もいるのかもしれないけれど、1度どこかで加入したことがあれば方法は分かるはず。
一度も加入したことがない人は「宮城県猟友」あたりでググると思われるが、数か月に一度しか更新されない謎のアメブロがヒットするだけで連絡先も何も載っていない。
そこで、私のところにメールを出すと。
県内の人からは住所を聞いて担当になるはずであろう支部の連絡先を教える。
県外の人にはお住まいの県の自然保護課か地方振興事務所にTELするように伝えている。
これで猟友会へのコンタクトはだいたいOK(なはず)
宮城県で受験の2と3の人には試験後のアンケート用紙に住所や名前を書けばそのうち連絡が来るであろうと伝えるだけ。
ただ、県外がどういうシステムなのかは分からない・・・
自分からコンタクトを取る県もあるのかな?
本当は県猟のページに各支部の連絡先や加入の仕方が記載されているのが一番だと思うが、きっと忙しいのでしょう。
そこで私のような人がほんのちょっと初心者のお役に立てる、という事なのかなw

銃の選定

ちょいちょい来るのがコレについて。
どんな銃がおススメですか?と。
これは獲りたい獲物によって変わってくるので一概には言えないのよね・・・
四つ足以外は撃たないって事ならボルトのハーフライフルがいいのしょうけど、多いのは「なにをやりたいかわからない」という人。
そりゃそうだよね、どもれやったことが無いんだもの。
で、そういう人に私は「最寄りの銃砲店にいって『12番でチョーク交換式の上下二連が欲しい』と言ってみましょう」とお伝えしている。
理由としては
1.折ってあればだれが見ても装填されてないのが分かる。
2.チョークを変えればスラッグが撃てる。
3.トラップもスキートも楽しめる。
この3つをあげている。
1は何よりも安全重視をした理由。
銃が折ってあれば装填の有無も丸見えだし、万が一装填されていても弾は飛ばない。
自動銃はちょっと離れるとセーフティフラッグでも入れていない限りよく見えない。
山を歩いているときは装填されていないのが常識なのだが、万が一弾が入った状態だと落としたら暴発してしまう。
危ない。
そんな理由で最初の1挺は上下二連をおススメしている。
2はイノシシやシカを撃つときの弾で「スラッグ」というものがあるのだが、これはなるべく絞りのない銃身で撃った方が良いとされている。
よってスキートチョークを付ければいいわけだ。
鳥にも四つ足にも対応可能な銃という事で上下を。
3は猟友会に入ると「フィールド射撃」なる競技に参加することが多くなる。
オリンピックや国体のようなものではなく、トラップからスキート、さらにはラビットもやる競技。
自動銃でもできるがやはり上下が有利だと思う。
唯一できない競技が「トリプルトラップ」だ。
弾が2発までしか入らないのだから当然だよねw
と、いろいろ書いたが、いずれ別の銃が絶対に欲しくなる。
その時は自動なりボルトなり何かに特化した銃を買うといいと思う。
チョーク交換式上下二連は「広く浅くなんでもできる銃だが、何かに特化した銃にはほんのちょっと劣る」というような解釈でいいかな?
あ、当然、腕がモノをいう世界なのでこれは初心者向けのお話ね。
上手い人は自動でガンガン中てるし、レピーターでスキート満射の達人もいる。
私もそういう風になりたいw

 

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