罠の見回りへ

イノシシ箱罠

ついに鳥獣被害対策実施隊としての活動が始まる。

箱罠のセット

実際に隊員として見回りが始まるのは4月からだが3月のうちに見回る箱罠の確認や、班長同行でのセット講習がある。
その日の見回り当番が巡る罠は12から15くらいだが、地図のみではわかりにくい個所もあるため班長同行で詳しい位置を確認する。森の中や山の中にポツンとあったり、田んぼや人家の裏にあったり様々。これは地図だけでは無理ってのが何か所かあった。
さらに、箱罠の種類も2種類ほどあり、セット方法も違う。一度ワザと作動させ、セット方法を勉強させていただく。
結構めんどくさい。イノシシがかかってなくてもw

初見回り

ついに一人で見回りする日がやってくる。準備をぬかりなく行い朝早くに出発。私は月に2回見回りが割り振られている。仕事もあるしいい感じの回数だと思う。
いない・・・・足跡らしきものがある場所もあったが初日は空振り。
タヌキが罠を作動させたような箱罠もなく、整地とエサ入れで無事に完遂。
整地とは「タヌキやウリ坊などが罠を作動させずに餌だけ食べて荒らしていった跡を片付ける作業」と私が勝手に命名したw
ホックり返した土をならし、もみ殻を敷く。
エサ入れは「米ぬかを箱罠の中に撒く作業」である。量や巻き方もあるようだが、人それぞれってのが多いと思う。真ん中にドサっと山盛りにする人や、入り口の外から点々と盛る人、細長く盛る人などいろいろだ。
その人なりの考え方もあるようなので、いろいろな人に話を聞いてよいところを取り入れるようにしよう。

梅の木の陰に箱罠
空振りな箱罠

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