宮城県猟友会 新米猟師会について

宮城県猟友会 新米猟師会

当ブログへの問い合わせで多いのはここのところクマが多かった。しかし、狩猟試験が終わってくると・・・
あ、今日の記事はものすごく限られた地域の記事でがす。
宮城県以外の人はあはまり参考にはならないかも・・・

狩猟試験を終えて

宮城県は今月末の試験をもって今年受験できる銃猟の試験は終わり。
都合がばっちりで早目行動の人たちは9月4日の合格発表で合否が分かったと思う。
となると、あとは銃の所持許可と猟友会への加入。
先行または並行して銃所持の準備をしてた人たちは、もしかしたら手元に銃があるのかもしれない。
もちろん、罠オンリーの人もいる事と思う。
さて、そうなると猟友会への加入、未加入を決める時期が来たという事だ。
私が猟師会へ入っている都合上、ここでは加入を前提に話をさせていただこうと思う。

猟友会への加入

狩猟試験が終わったときに会場で「猟友会からの連絡が欲しい方はこの用紙に名前や連絡先を書いてください」ってな小さめの用紙に必要事項を書かなかったべか?
その用紙は試験の合否判定後に「記載された住所を管轄する支部」へ送られる。
で、その支部の担当者が住所をめがけて狩猟者登録申請書を送付したり電話で加入の意思を確認したりする。
「知り合いがいるとか親が加入してるから、その人と同じ支部に入る予定」という人はその小さな紙は提出しないで帰宅したはず。
そういった友人や親戚がいる人は別として、一人で試験を受けた人は、その小さな紙を提出して連絡を待つわけだ。
あとは各支部の担当者の指示に従って行動すればよい。

新米猟師会について

「どこの支部に入ればよいか迷っている」
「新米猟師会に入るにはどうしたらよいか?」
どの支部に入るかって話は以前の記事を参考にしていただくことにして、
https://sendai-hunter.com/お問い合わせの件/
新米猟師会の件について問い合わせが多いので確認の意味も込めて記しておくことに。
名称は「宮城県猟友会 仙台地区連絡協議会 新米猟師会」
猟友会加入5年未満の人がメインで集まっている組織。
主にフェイスブックで活動報告等を行っている。
会の目的は
・会員同士の交流
・会員の狩猟技術、知識、マナー向上
・会員と先輩狩猟者との交流
仙台地区連絡協議会に所属している支部に加入し、年会費1,000円を納めると会員なることができる。
射撃会があったり、懇親会があったりとにぎやかに活動している。
今年の春にも射撃会があり20人近くの参加があった。テレビ局も来て後日放送されたので見た人もいると思う
※印で挟まれた部分は前に紹介した文章をそのまま持ってきた。
細かいところの補足で、「仙台地区連絡協議会に所属している支部」というところを。
これは「仙台東、仙台北、仙台南、亘理、岩沼、塩釜、黒川」を指している。
春ごろに開催される「七支部大会」とは上記の支部で開催される大会である。
じゃぁ、その七支部以外の支部の人は新米猟師会に入れないのか?というとそうでもない。
新米猟師会の規約に「既会員の直接の知り合いまで加入可能」と記載がある。
遠い支部だと懇親会や射撃会に来るのが大変だとは思うが、フェイスブックやLINEでの情報交換だけでも、何かしら得るものがあるかもしれない。
問題の加入のやりかたについて。
フェイスブック上でやり取りしている都合上、フェイスブックのアカウントは必須になる。
フェイスブックで「宮城県 新米猟師会」あたりを検索するとフェイスブックページが見つかるはず。
そこからメッセージを送ると誰かしらが返信をくれる。
運営している方々は普通に仕事がある人たちなのですぐに返信が来るとは限らないが、必ず返信があるので待って欲しい。
ともかく、宮城県猟友会の七支部への加入は必須。
※他の支部でも可。少し上の文章を参照のこと。
第一種銃猟をやる人は年会費1,000円。
一応、猟友会加入から5年って条件もあったかな?
5年を過ぎれば新米じゃないでしょってことだべかw

新米猟師会の活動内容など

加入、未加入はともかく、「新米猟師会って何をしているんだ?」って疑問。
当然、湧くよね。
まずは「会員同士の交流 」について。
フェイスブックページで連絡すると、非公開のフェイスブックグループってとこに招待される。
そこではいろいろなトピックで話合いやなんかが行われている。
「獲ったどー」のコーナーや「こんどこんなイベントがあるけど一緒に行ぐすぺー」とか「我々の射撃会の様子がTBCで放送されるよ」とか。
ま、雑談や情報収集にどうぞって感じ。非公開グループゆえに動物を愛する某団体様はコメントしてこないw
あとは懇親会がある。懇親会という名の飲み会ともいう。
趣味が一緒だから初対面でも話が盛り上がる。
あとはあれだ、次の項目にもかかわる話だけどLINEグループも作っていて、そっちはリアルタイムで話ができるのを武器に「イノシシ獲れたから解体にこない?」とか「ウリ坊いる人-?」とか「箱罠にイノシシ入ったから手伝ってー」みたいなやり取りがあったりする。
あ、「これは食べらるキノコだべか?」なんてのが画像と共にあがったり。
イノシシに関して言えば狩猟1年生は触ることもできないと思う。
少なくとも私はそうだった。生きて動いているのは見たこともない。ましてや解体なんてw
そういった面では非常に有効な活動だと思う。
ナイフ一本持って沢に行くと、若手があーでもないこーでもないと皮を剥いでいる。
「お、ナイフ持ってるじゃん。やってみー」ってなノリで皮剥ぎをやらせてくれる。一年生に。
皮の方にごっそり脂を残しちゃっても問題無し。
だって新米だもの。
最初からそんなことできたら新米会に入る必要ないよw
やさしい先輩達がコツやなんかを教えてくれるシステム。
「技術は見て盗むもんだ」みたいな時代錯誤な人はいないと思う。
って感じが「会員同士の交流」かな。
次は「会員の狩猟技術、知識、マナー向上」について。
これはフェイスブックやLINEでの情報交換もかねている。
あとはやっぱり「射撃会の開催」かな。
春と秋を予定しているようで、開催はだいたい土曜日みたい。
猟銃1年生は銃の扱いに不慣れ。
射撃場なんて生まれて初めてレベルなはず。私は狩猟試験で初めて行った。
なので射撃会を開いて安全な銃の操作の徹底を図る。
あわせて射撃場でのマナーも教えてもらうことができる。
「隣の人が撃ち終わるまで射台から出ちゃダメ」
「上下2連銃を閉鎖する時は銃口が上を向くように」
などなど。
頭ではわかっているかもしれないけど、はじめのうちは緊張してるから抜けちゃうこともあるわけで。
それを会員同士が「まだ出ちゃダメです」とか「銃口が上向くように閉鎖してね」とお互いに注意し合う。
射撃場で若手を見てる大先輩たちは「銃を安全確実に操作できないうちは危なくて猟に連れていけない」って思ってる(はず)
安全確実な銃操作と、射撃場でのマナーを身につけるいい機会だと思う。
あたる、あたらないは二の次。安全第一。あたった方が面白いのは間違いないけどw
待ってる間に狩猟の話なんかもできるしね。
あ、年に2回の射撃会だけじゃなかなか難しい部分もあるから、個人でも射撃場に行って練習した方がなお良いと思う。
最後は「会員と先輩狩猟者との交流」かな。
新米猟師会の親組織が「仙台地区連絡協議会」に属する七支部なのでその支部長さん達が射撃会に来たりする。
フェイスブックグループにも参加している。
なので、そういった面々にいろいろと教えてもらえる。
狩りに同行していただいたこともあったんじゃないかな?
ま、そこらへんは自分が所属する支部の支部長さんに声を掛ければ何とかなることかもしれない。
ともかく完全な若手だけで運営しているわけではなく、親組織があって、指導してくれる大先輩がバックにいますよって感じ。
あー、なんだか長くなっちゃったw
宮城以外の人にはあんまり関係ない記事になっちゃったかなw
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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